牛蛙

ベスト・キッドの牛蛙のレビュー・感想・評価

ベスト・キッド(1984年製作の映画)
4.0
あらすじ
高校生ダニエルは母親の仕事の都合で、カリフォルニアに越して来た。
同じ高校のアリという女の子と親しくなるが、アリの元彼ジョニーから目を付けられ、それ以降ジョニーとその仲間たちからいじめを受けることになる。
ある時ジョニーたちにいじめられていたところをアパートの管理人であるミヤギという老人に救われる。ミヤギは空手の達人であり、ダニエルはその教えを受けることになる。

話としては、いじめられっ子が空手を通して成長し、いじめっ子たちを倒す的な感じなんですがだいたい悪いのはいじめられっ子のダニエル...
それこそ一番最初のダニエルとアリが仲良くしているところにジョニーが出てくるんですが、ジョニーはダニエルに対して特に何もしていないのにアリへの絡み方に勝手に激怒して喧嘩を始めるという...
ジョニーたちもまだ優しい心が残っていて完全な悪人っていうわけでもなくミヤギの「悪いのは生徒ではなく師範だ」というセリフは考えさせられます。
王道な展開やちょっと笑える内容やアクションは観ていて爽快感があります。

個人的に本作を通して観たとき一番悪いのは、ジョニーたちではなくダニエルとジョニーが喧嘩した際ダニエルを守ったりもせず、ジョニーに負けたダニエルに愛想尽かして縁を切った近所の奴らだと思います
牛蛙

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