このレビューはネタバレを含みます
戦争ものや牢獄ものの重苦しさは鳴りを潜め、これがオリバーストーン監督の作品?と見紛うほど、めっちゃおしゃれな仕上がりになっていた
“ウォール街”でも使われていた細かいクロスカットはさらに洗練され、空に浮かぶシャボン玉、クレジットと共にバラバラと映し出されるベンジャミン・フランクリンの禿頭等々、演出も粋で、おおー!となった
そして歳月を経てもマイケル・ダグラスの絵になること絵になること!
この人、ここまで光ってしまうと脇役はできないな…
役の上では娘さえも利用してしまうクソぶり
キャリー・マリガン扮する娘は、例え血がつながっていてもそこまで利用されてなんで許しちゃうかな?
まだまだ不屈で不遜なゲッコーの行く末を見てみたい