傷ついた老ギャングのスパイクスを助けた3人の若者。
その姿に憧れを抱いた三人は同じように銀行強盗をするが捕まってしまう。
だが彼らを釈放したのがスパイクスであり、4人は協力して銀行強盗を続ける旅を始める。
西部劇だが若者の憧れを青春ものとして捉えている。
製作年数の時代はアメリカンニューシネマだったのも大いに関係している。
憧れが無謀へと変わる瞬間が確かにあるし、現実との差を知らずに進んでいくのも若者の特徴。
リー・マーヴィンと若手役者の組み合わせだが、リー・マーヴィンはあくまでも助演。
3人のうちチャールズ・マーティン・スミスは脇役として未だに演出もしているが、実はロン・ハワードが監督転身前に出ている作品。
役者としては印象に残らないが、演出術をさぞ勉強していたのだろう。