昔から大好きな作品をひさしぶりに。黒沢清を立て続けに観てるからか、全てのシーンがしっかり作られてるのがちょっと安っぽくみえてもうた。兄弟関係に悩んでた頃は泣けたのになぁ。それでもやっぱりおもしろいね…
>>続きを読む半沢直樹の印象が強い香川照之だが、こういうのがハマり役。
その時々感情にゆれる展開が見事で、最後の主人公の告白さえも思い出にゆれ動いて出しているものかもしれず、最後のシーン含め余韻がある。鯛の目玉の…
西川美和すごい。記号的でないキャラクターとディテールの積み上げ。無駄なシーンなし。
演技レベル高い。オダギリの兄への屈託のない感情表現と、嘘を付くときのしどろもどろで白々しい演技が上手い。香川も、…
猛と稔は同じ親から生まれた兄弟であるにもかかわらず、対極的な人生を歩んだ。その結果、真面目で孝行な兄が悲劇的な末路を迎えるというなんとも救いのない作品であると言える。弟の猛やあにの稔の心理描写などが…
>>続きを読む揺れる桟橋で悲劇が起きる。
事故か事件か。
兄(香川照之)を救いたいと思う弟(オダギリジョー)は、兄のことを疑った上で信じようとしているために、裁判が進んでいくにつれて、兄の言動に揺さぶられ、徐々に…
例え同じ家に育った家族だって分かり合う事はできない。
『人と人とが分かり合う事ができるのか?』というありがちな問いは非常に簡単で『できない』が答えだと思う。
ただ、『わかりあおうとすること』や『気付…
(C)2006『ゆれる』製作委員会