西川美和監督の2作目。こちらもかろうじてバランスを保っていた家族が、父親から勘当された次男が実家に戻ってくることをきっかけに、家族が壊れていく様を描いていました。自分を押し殺して家業を継ぎ、家族のバ…
>>続きを読む前観たのは七年ほど前?
他の作品を観ても思うが西川美和の育ってきた場所に居た大人たちや家庭環境が気になる。毎回勝手になにか近いものを感じてる。男性の描き方も、同じ女性だからかな。すべてが自分の奥深い…
ぶきみ
自分より他人の方が自分のこと理解してるのかなぁ
なんとなく主人公目線で描かれてるからお兄ちゃんがすごく謎めいて不気味に見えてくるけど実際は主人公の方がはたからみたら謎めいてみえていたのか…
作品内の多くを法廷場面が占めるということもあり(そのせいだけではないのですが)、緊張感が半端ではありません。どのシーンにも「胸に秘めた」思いが語られることなく、でもしっかりと描かれていて、僕はずしん…
>>続きを読む西川監督の繊細な感性と妥協を許さない演出が、オダギリジョーや香川照之の真に迫った演技を引き出したまぎれもない傑作。
兄と弟、故郷と都会、欲望と嫉妬、嘘と真実、愛と憎しみ…。さまざまな葛藤が見る者を…
兄の稔と弟の猛の兄弟二人が母の一周忌で久しぶりの再会、よく遊んでいた女の子の智恵子と二人が昔よく行っていた渓谷へ行った際、吊り橋の上から女の子が落ちてしまい、橋に残された兄。事故か事件か、追及してい…
>>続きを読む記憶がただ揺れていた。猛がフィルムを見て思い出したあの記憶も、その映像によって感情が揺れて作られたものかもしれない。
稔が最後まで分からなかった。田舎という世間に揉まれ続け、猛に振り回されて耐えきれ…
(C)2006『ゆれる』製作委員会