まさに最後の最後まで“ゆれる”一作。
兄の香川照之と弟のオダギリジョーのしっくり感はなんなんだろう。
幼馴染の智恵子と兄弟ふたりの関係性と
知っていることと知らないこと
真実なのか虚偽なのか
みていたのか見ていなかったのか
聞こえていたのか聞こえてなかったのか
踏み外したのか、奪い去ったのか
全てが真実でまた虚偽である
なんといっても兄弟の会話劇がどこをとっても伏線であり、探っているようで疑っているようで、信じているようで信じていない。
さいしょから最後まで見入ってしまう。
いやぁ〜面白かった。
香川照之、帰ってきてほしい。新井浩文さんも。
