このレビューはネタバレを含みます
兄弟愛とか家族愛とか、そんな誤魔化しを取っ払って考えたら、
1.結局、智恵子が弟とやっちまったもんで、アニキのことが気持ち悪くなり、
2.吊り橋で近づいてきたアニキを拒否って吊り橋から落っこちて死んでしまい、
3.偽善者の弟は救ってやるからアニキはオレの思い通りの態度をとって当然だと思ったけど、アニキの態度が気に入らないからアニキを陥れて、
4.アニキは自分のせいで智恵子が死んじゃったから、罪滅ぼしで刑務所に入った
というだけの話でしょう。
ヤリチン弟とビッチな智恵子によって、優しいアニキがとんでもない目に遭ってしまったという映画でしょうかね。
それを兄弟愛とか、家族愛とかに誤魔化され、そこにイケメン弟によって、さらにごちゃごちゃになってるように見える感じでしょうか。
そうやって見ると最後のシーンは胸くそシーンでした。