さすらい農場

ゆれるのさすらい農場のレビュー・感想・評価

ゆれる(2006年製作の映画)
4.0
男女の出会いは[心]がゆれる

朽ちた吊り橋で[人生]がゆれる

証言台で[記憶]がゆれる

似てない兄弟の[絆]がゆれる

二転三転[審議]がゆれる

一時の過ちで[運命]がゆれる

罪と罰の狭間で[人]はゆれる

実直な人、破天荒な人…他人に貼られた[レッテル]や、自分を縛り付ける[自分らしさ]という固定観念は、一滴の波紋で揺らぐ水面のように頼りないもの。
違いすぎる兄弟の[揺らぐ心]は、不確かな人間性そのものを表している。