同じミュージカル映画の「バーレスク」にはあまりハマれなかったので、これもダメかもと心配していたら、開始5分で心をわしづかみにされた!
最高にハッピーな映画。楽曲がどれもこれも最高!
60年代のボルチモアを舞台に、ちょっとぽっちゃりの夢見る女の子・トレイシーの生活をベースに繰り広げられる物語。
外見のことで落ち込んだり、嫌な目に遭うこともあるけれど、彼女の中にはそれに勝る純粋でキラキラしたエネルギーがあって、目に映るもの全てがカラフルで可愛くて楽しさに溢れている。
なんて素敵な世界なんだろう。
彼女以外のキャストも最高。
ママ役のジョン・トラボルタ(トッツィーのダスティン・ホフマン並みの特殊メイク)、番組プロデューサーのミシェル・ファイファー、トレイシーの父親役のクリストファー・ウォーケン、ステイシーの憧れの男の子、ザック・エフロン、みんなすごく良かった。
特に「ディアハンター」では伝説的にカッコ良い演技をしていたクリストファー・ウォーケンの歌唱シーンが観られただけで大満足。
勝手にミュージカルに苦手意識を持っていた私がバカだった…。
ちょっと気分がどよんとしている時に観たい作品。
サントラを聴いているだけで元気になれそう。