見たあと、タンスの肥やしになっていた服を見て「よっしゃ〜！着てみるか〜！」と思えるようになるアゲアゲハッピームービー。主人公トレイシーが終始歌って踊ってパワー解決してくれるのでほとんどストレスなく見れるのがいい。
個人的にいいわね〜！と思ったナンバーはママを街に連れ出す"Welcome to the 60's"と、パパとママで踊る"You’re Timeless to Me"。全体を通して「既成概念から脱けだせたらこーんなにハッピー！✌️」というメッセージを発してる映画だが、中でもこの二つはストレートに刺さった。いやしかしラストの曲もいい。ロケットに乗って、まだ見ぬ未来からやってきたようなトレイシーのビジュアルもいい。
ただメイベルの歌にはもうちょっとパンチがほしかった。特にデモシーンの歌は話の軸となる人種差別問題の重さを出す必要があっただけに…！(個人的にはバーレスクのシェールやドリームガールズのジェニファー・ハドソンのようなエモみが乗っていたら完璧だったな)
そして数えてみたところ、この映画全部で21曲もナンバーがある！
グレイテストショーマンが105分で11曲
シカゴが110分で14曲
バーレスクが120分で10曲
であることを考えると異常なほどの量…！よくここまで詰められたなあ。
