このレビューはネタバレを含みます
最後まで観ると、見終わる頃にはすごく元気になってる作品だった。
トレーシーがとにかく明るくまっすぐで、見ていて不安にならない主人公だった。
その彼女に惹かれるリンクにもとても好感が持てる。父親も終始いい父親であり、いい夫であり、主人公側の人物が基本的に嫌に感じる人がいなかった。
だからストーリーの中で心が沈むタイミングが無く、最後でノリノリになれたのかもしれない。
嫌なやつはきちんと嫌な奴に仕上げているし、最後の警備員達とトレーシー達のやり合いもテンポ感がよく、畳み掛けるようなテンションの盛り上げがあった。