松井の天井直撃ホームラン

祝(ほうり)の島の松井の天井直撃ホームランのレビュー・感想・評価

祝(ほうり)の島(2010年製作の映画)
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↓のレビューは。今はもうなくなってしまった映画レビューサイトに、鑑賞直後に投稿したレビューを。こちらのサイトに移行する際に、以前のアカウントにて投稿したレビューになります。

☆☆☆

※ 鑑賞直後のメモから

原発賛成派に対して、大挙して駆け付ける島民達。やがて揺れる町議会。
騒がしい導入に反して、映画全編はかなり静かに島民の生活を見つめている。
よく言えば静謐だが、悪く言えばメリハリがない。

上映終了後に監督自身から、2年間通い続けた…との言葉が。
ドキュメンタリー作品としてならば。原発がある事での悪い面と、原発でもたらされる重要性の両面とを比較する、賛成派の意見双方を並行させた議論も必要な気もするのだが…。

何となくなので、間違った感想なのは承知の上で書きますが。おそらく監督本人は、自身が意識していない内に。島民との触れ合いに、心の中のどこかで感化されてしまった様に、作品を観ていて少し感じた。

2010年6月29日 ポレポレ東中野