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ツレがうつになりまして。のOSHOのレビュー・感想・評価

ツレがうつになりまして。(2011年製作の映画)
3.5
ある日、几帳面で完璧主義のサラリーマンの夫がうつ病になる。
ブラック企業に務める夫、愛する妻は会社を辞めるか、離婚するかと迫り、夫は退職することに…
退職することで、症状はそれなりに改善していくものも、少しずつ貯蓄も減っていき…というストーリー。

真面目なサラリーマンにかかりやすい心の病気、うつ病について、それなりにしっかり描いているのだろう。
私の過去の職場にも、うつ病になった人はいたけど、正直、当時よくわからなかったし、勉強になった。
ただ、それ以上の映画としての面白さはあまり感じなかった。

この映画では、うつ病になっても愛してくれる妻がいたからそれなりに救われたけど、
配偶者がいなかったり、冷めきった夫婦関係だったり、うつ病になって離婚されたらどうなっていたのだろう…とか考えてしまうと怖くなってしまった。

それにしても、夫役の堺雅人さんの演技は凄い。妻役の宮崎あおいさんや他の人も良いけど、この映画は堺雅人さんあってという感じだった。
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