らすかる

プライドと偏見のらすかるのレビュー・感想・評価

プライドと偏見(2005年製作の映画)
4.0
・キーラ・ナイトレイさん美人すぎ
・というか姉妹全員かわいい
・恋愛のあり方とかいざこざは今も昔もあまり変わらないんだなと感じた

『傲慢と善良』を読んで。
アマプラで偶然本作を見つけて、観ました。
恋愛ストーリーの古典みたいなことを聞いていたのでどんなものかなと思っていましたが、「時代背景に関係なく、恋愛は各人のプライドと偏見によってややこしいすれ違いが生じる」というのが学ぶべき教訓というか本質なのでしょうか。

そのややこしさが恋愛の醍醐味であって、しんどさであると。その両価性を生じさせる原点はプライドと偏見にあって、一度壁にぶつかることは必須。壁にぶつかった時に自分の無自覚だったプライドに気付き、偏見を正すことができれば、その先に本当に幸せな恋愛が成就する、みたいな流れでしょうか。

無理やり一般化するなら、強い結びつきを生む恋愛には2つの達成すべき条件があって、①は確執の存在・発生、②は確執を自分事化してそれぞれの自己成長によって乗り越えること、かと思いました。
ある種の協同的問題解決というか。そこを越えられたら真の意味での愛が生まれるし、そこを越えられなかったら愛は終わるし、そこを見ないフリして互いに誤魔化しを続けたら偽の愛のまま結婚しちゃって、いつかどこかで大きな軋轢を生む…みたいな?

本作から学ぶべきは、
・良い恋愛にはそれなりのしんどさが伴うよ
・多分そのしんどさを誤魔化すようなことしたら(したくなったら)、その恋愛は良くない結果になるからやめた方が良いよ
的なことかな。

まとめると、キーラナイトレイさんが可愛いすぎてやばい映画でした。何か服装もすごく可愛かった。
妙に昔っぽいカメラワークも相まって、シュールギャグ感が良い感じの作品でした。
らすかる

らすかる