りょーこ

ひとり狼のりょーこのレビュー・感想・評価

ひとり狼(1968年製作の映画)
3.3
今夜もまた
新しい卒塔婆の夢を見るのか……

市川雷蔵主演60年代時代劇

普段、勝新太郎や若山富三郎の殺陣を観ているので、市川雷蔵の殺陣は美しくスマートに映りますねw

とっても歌舞伎☆

が、ラストの殺陣だけは泥臭くて好みでした!

カタパルさんソフト有難うございます( ・ω・)ノ



人斬り伊蔵と呼ばれる一匹狼、伊三蔵(市川雷蔵)。

日本各地で喧嘩の助っ人や博打をしては、その金を何処かに送りつけている。

それは以前、子まで宿しておきながら身分違いというだけで結婚を許されなかった、奉公先の由乃への金だった。

ある日、子どもに会おうと近くまで行くが、彼に恨みを持つ者たちに取り囲まれてしまい……



そんな伊三蔵を慕う、同じくヤクザの孫八(長門勇)によって、物語が紡がれていく。

『三匹の侍』から好きなんですよねぇ♪
殺陣も安心感がある!

一方、市川雷蔵なのですが、見慣れていないからか歌舞伎出身だからなのか、いまいち美しいだけで迫力を感じられないのが残念。

眠狂四郎も中性的な色気はあるし、昔るろ剣とかハマってた時代なら好きだったんだろうけどw

今はむっちり泥臭い、なんなら小汚いくらいの殺陣が好きなんです(笑)
ただのイケメンは物足りないの!!

とはいえ、この時代ならではの大掛かりなセットなど見所は満載でした♪
りょーこ

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