あさのひかり

風が強く吹いているのあさのひかりのレビュー・感想・評価

風が強く吹いている(2009年製作の映画)
4.0
オンボロな寮に住む十人の大学生が、寮での世話役みたいなハイジの思いに圧されて箱根駅伝を目指す話。

ちょっと狂気に近い箱根駅伝への思いを持つハイジ役の小出恵介の癖ありそうなさわやかさも、走り方も体型も本物の天才ランナーにしか見えない林遣都も、他の寮のみんなも個性的だけど、みんなそれぞれぴったり。そして、前述2人を筆頭にみんななんかキラキラしてて青春、って感じ。

私は最初は絶対駅伝なんかやりたくなかったであろう王子推し。彼もなかなかイケメンなのに、マンガが何より大好きな子っぽいちょっとオタクっぽい雰囲気出てたのはまってたし、彼がいちばん頑張ったはず。

箱根駅伝って毎年のようになんだかんだ観るけど、予選会の感じあんななんだ、って新鮮だったし、最後の駅伝のシーンは本当の実況見てるように応援せずにいられなかった。毎年なんだけど、箱根って色んなドラマあるから余計応援しちゃうよね。
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