若大将Kouno

キャット・バルーの若大将Kounoのレビュー・感想・評価

キャット・バルー(1965年製作の映画)
4.3
コミカルなミュージカル風の異色西部劇。
父親を殺され復讐に走り、お尋ね者「キャット・バルー」と呼ばれるようになった女親分(ジェーン・フォンダ)と、彼女に協力する男たちを描く。

リー・マーヴィンが一人二役(殺し屋と仲間)を演じてアカデミー主演男優賞を獲得。マーヴィンは酔っ払いガンマンをリアルに見せるために、実際に酒を煽って撮影に挑んだという逸話も。
他出演者は、キャット・バルーの一味にマイケル・カラン、町の顔役にレジナルド・デニー、酒場で唄を披露しているのがナット・キング・コール。

尚、ナット・キング・コールはこの映画の公開前に肺ガンで亡くなるのだが、劇中では美声を披露している(ストーリーテラーも担当)。
監督のエリオット・シルヴァースタインはテレビ映画畑出身。映画では本作のみしか知らないがなかなかの腕前ぶり。
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