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転々のfreakishsenseのレビュー・感想・評価

転々(2007年製作の映画)
5.0
映画館で3回観て、DVDも購入して未だ ふとした時に観ている映画はこれ1本だけだと思う。再生した途端にまわりの空気がゆるくなる。

84万円の借金を抱えた主人公が100万円の謝礼と引き換えに借金取りと東京を”転々”(おさんぽ)するお話。
歩いて、話して を繰り返す。歩いている道にふとして現れる不思議な光景や出会う変な人々。募金を募る人に問うてみたり、時計屋に喧嘩売ったりもする。そして 出会うといい事がある 岸部一徳。ゆる〜く日常に非日常があって、フィクションにノンフィクション(岸部一徳)がある。ほのぼのSFだな。

前半はなんも考えないでスクリーン上に落ちてるクスクス笑えるネタを探す。愛玉子食いたい。うわぁーバレるバレる!お、岸部一徳。⇨中盤から終盤にかけてさみしくなる。カレーが食いたい。マンゴーチャツネを忘れずに。⇨ラストにすぱっ!っとゆるーい感じからほっぽり出される。そんな感じ。
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