リラリオ

マッチ工場の少女のリラリオのレビュー・感想・評価

マッチ工場の少女(1990年製作の映画)
3.8
マッチ工場で働くイリスは、働かねぇ義父、ぐうたらな母と3人暮らし。
家族を養う一家の大黒柱イリスは友達も恋人もいねぇ孤独な女→だが、恋をしたいお年頃→化粧をしディスコへ繰り出す→誰からも声をかけられず…「(´°ω°)チーン」

給料日の帰り道、ショーウィンドウに飾られたド派手なドレスに一目惚れ→即買い→帰宅→母に給料渡す→「あれ?少なくね?」→購入したドレスを披露→ビンタをくらう→「返品してこいや!」→しかし返品せず、ドレスを着てディスコへ→ドレス効果なのか…声をかけられ、お持ち帰りされる。

翌朝、目覚める→「あれ?いねぇ…」→男はイリスを残し、仕事へ→枕元には金→連絡ちょうだいメモを残し、部屋を後にする→男からの連絡を待ち続けるが…連絡こねぇ→しびれを切らし会いに行く→そっけない態度の男→今日は無理!とのことなので次会う約束をする。

約束の日→ウキウキのイリスに男は「勘違いすんな!一夜の関係だよ!」→「(´°ω°)チーン」撃沈→悲しみに暮れる日々→そんな中、妊娠発覚→男に知らせる→答えは…「始末してくれ!」+小切手→不幸は続く→交通事故に遭う→流産→義父に家を追い出される→兄の家へ→「ちくしょう…復讐してやる!」

復讐の鬼と化したイリスは、薬局へ行きねずみ駆除剤を購入。そして…

ただ愛が欲しかった、孤独な女の悲しき復讐劇。
どん詰まり状況、抗うすべがない…。
そしてなんと言っても、巻き込み事故をくらったBARのおっさんが一番哀れだった…。
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