——天安門広場の人民軍は 非武装学生の抵抗を粉砕 学生デモは大規模な虐殺に終わりました——
——シベリア鉄道に沿ったガスラインの爆発は 列車2本を巻き添えにし 死者約700名——
世界のニュースに居眠りしたままの継父とただそこにいる母
なぜ働かずにイリスのわずかな収入をあてにしてるの?
衝動買いの赤いドレスで知り合った男性は酷い人
周りの大人たちは最低ね
イリスのやったことは許されないかもしれないけど
捕まった時 なぜかほっとしてしまいました
"虐殺" "死者数百名"で一括りにされちゃうけど
それぞれを生きるひとりひとり
もちろん可哀想なイリスも
無関心でいることがいいとか悪いとかじゃなくてちょっと考えてみるのもいいんじゃないか
そんな監督からのメッセージなのかな
今回クスッとしちゃうところはゼロだったけど 最後の最後に心揺さぶられるのはやっぱりいつものカウリスマキ監督なのでした