マッチ工場の少女のだんごむしマヤのレビュー・感想・評価

おおよそ愛とは無縁、人間らしいふれあいもなく、それぞれ自分の世界にだけ生きている登場人物たち。言葉はほとんどなく、裏ぶれた街角と、北欧の冷たい気候と、歌謡曲と安いロックミュージックの世界。
私が鑑賞後こんな気持ちになると分かっていながら、有名な監督のものとはいえ、数ある作品の中からどうしてこれを選んだのか。
おそらく、よっぽど映画好きな人にしか勧められないし、私自身再鑑賞はないと思うが、何か自分のための作品のように感じた作品。