かばちゃん

RAILWAYS 49歳で電車の運転士になった男の物語のかばちゃんのネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

私は日常を描いたストーリーが好きだ。
なのでこの映画も穏やかな気持ちで観られた。
エリート時代と転職後で性格がガラリと変わりすぎかな 笑
でもその経験値と懐の深さなどが多いに生かされている。高齢だからといってバカにされるシーンはなく、周囲が認めて受け入れてくれるのが良い。
49歳での異業種の転職は現実離れしているが、エリートだった人だからこそ努力ができるんだろな。
前職が忙しすぎて倒れた親のもとにすぐに行けない、転職後は忙しくなくても乗務中で行けないというのは皮肉なもんだな。運転中の電車から、慌ただしい病室の窓が見えるという演出がせつない。

ずーっと優しい空気が続いていたのに、ネットに動画あげちゃう奴、ありがちなシーンだけどムカつくよね!10年以上前の映画だけど、この頃から炎上ネタあったのね。ストーリーの1つとはいえ、気分が害された。

奥さんに
終点までちゃんと乗ってってくれよな
って運転手しか言えないキザな台詞だね 笑

メインテーマは夢にチャレンジするストーリーだが、半分は家族の話でもあった。
泣きはしないが、優しい気持ちになれる映画でした。
主題歌のユーミンの声も映画に合っていて良かった。
かばちゃん

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