わからなかった。僕には早すぎた。
記者(パパラッチのようなもの)の主人公がローマの社交界に色々と顔をだす話で、ストーリーらしいストーリーもない。
とにかくシーンの切り替わりが突然で、エピソードが終わ…
映画ファンとして素朴に愛するには、あまりに完全過ぎる映画だ。女たらし映画としては、『存在の耐えられない軽さ』あたりの重要な参照元だろうが、最後のシーンに託された聖と俗の完全なコントラストは、その共存…
>>続きを読むラストのシーンで出会った少女、パオラとは映画の途中で主人公のマルチェロは一度出会っている。初めて出会った時は海の家のような店でパオラが働いている時である。そこでマルチェロは今まで書いてきたゴシップ…
>>続きを読む女優のスクープを狙うパパラッチたちに混じって何故か当の女優たちを口説いて遊び回っている記者のタイトル通り甘い生活が3時間。なんでこいつだけ抜け駆けが許されてるのかよくわからないが、相当な権力を持っ…
>>続きを読むアニタエグバーグの妖艶さはもはや異常で、ロックのシーンは画面に釘付けにされた。僕はフェリーニ作品が割と苦手なんだけれど、このワンシーンは個人的には圧巻。どうしたらここまで綺麗に撮れるのだろう。
全体…
主人公は真面目で安定した生活に憧れを持ちながらも、デカダン的な日常に没入してしまう。ここに少しでも共感出来るかが大きいのかもしれません。
3時間弱と長めですが冗長には感じず、ラストシーンにはしみじみ…
50年代後半ローマのデカダンスなセレブたちの暮らしを、ゴシップ記者の男マルチェロで描いたフェリーニの代表作。
夜な夜な繰り広げられる乱痴気騒ぎ。酒と金とエロスと噂話で充満した退廃的な“甘い生活”。…