俗世界の上流層を覗き見てきたタブレット誌の記者がうつ病になってしまい、愛について結婚について、幸福な人生について悩み始める物語。
こう解釈すると、ストーリーに一本筋が通る。
独占欲の強い内縁の妻を、…
さまざまなエピソード。
木の下に聖母の姿を見た、という子どもの話に信者がたくさん集まってくる話が衝撃でした。どうみても子どものウソでは?と思うけど、ピュアな子どもの言うことならと信じる気持ちも否定で…
ジョルジォ・モランディの絵画がサロン・シーン(多分)に登場ということが気になっていて、観直し。昔最初に観た時には知らず、好きな画家だったので改めて感激しました。マストロヤンニの作品評の台詞まであって…
>>続きを読むオープニングのヘリコプターに吊るしてキリスト像を運ぶところをはじめとして、かっこいい映像が多くおもしろかった。
馬鹿騒ぎをするセレブ界に取り込まれていく主人公。「甘い生活」というタイトルたけど全然甘…
(別媒体から感想を転記)
2021/03/08
酒池肉林に興じるローマのゴシップ記者の生活を通して、盲目的に快楽に浸ることの寂しさを説く作品。自分の拙い文章ではなんとも矮小な話に聞こえてしまうが、…
ずっと観たかった作品をようやく鑑賞。
ローマを無台に都市で生活する者たちの退廃的な日常を描きつつ、その裏に潜むもののあわれを見事に描いた作品。
一見すると華やかに見える世界でも裏では人間の苦悩や…
パオロ・ソレンティーノの『グレート・ビューティー』が観たくて見直した。結局これも『8 1/2』と一緒で、フェリーニ自身の個人的な話。今作の方が先に撮られてるので、よりパーソナルな方に振って行ったのが…
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