Keigo

クリスチナ女王のKeigoのレビュー・感想・評価

クリスチナ女王(1933年製作の映画)
3.5
これがあのグレタ・ガルボ…
彼女の出演作品はおそらく初鑑賞。
凛としたオーラのある人だ。

6歳でスウェーデンの女王となったクリスチナ。史実に基づいた解釈と作品独自の解釈の境目は分からないものの、聡明で意志の強いクリスチナ女王が民衆を束ね信頼を集める様、そして恋人にのみ見せる女性としての表情や可憐さ、そのどちらにも説得力があったことこそ、グレタ・ガルボが大スターたる所以かなと。

美術や衣装なども素晴らしく、大人数で迫力のあるシーンもあって退屈しなかった。グレタ・ガルボの圧倒的な輝き以外にこれと言って特筆すべき衝撃は受けなかったものの、決してつまらない作品ではなく楽しめた。
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