TAK44マグナム

スクリーマーズのTAK44マグナムのレビュー・感想・評価

スクリーマーズ(1996年製作の映画)
3.3
ピーター・ウェラー主演のSFバイオレンススリラー。
原作はフィリップ・K・ディック。

資源の採掘権を巡って長く続いた戦争に疲弊した両軍は和平交渉を行うことになります。
そのために放射能汚染されているような荒涼とした地を行くピーター・ウェラー。
しかし、その惑星には一方の軍が放った自動殺戮機械のスクリーマーが廃棄されることなく、未だ絶賛稼働中。
スクリーマーは自己進化を可能とした恐るべき兵器で、勝手に姿かたちを変えて、いまや開発した側の驚異にもなっていたりします。
人間を発見するや否や、キュイイーンと音をたてて襲い来るスクリーマー。
タイプ1と呼ばれる小型タイプに襲われたピーター・ウェラーは、子供を発見します。放っておくわけにも行かず、子供を一緒に連れてゆくロボコップ・・・じゃなかった、ピーター・ウェラー。
しかし、スクリーマーの進化は、人間に擬態するところまで進んでいたのです!
もしかしたら、他の誰かがスクリーマーかも?
誰が殺人機械なのか?疑心暗鬼にかられた者たちは自滅の道をたどりますが・・・

「ボディスナッチャー」「遊星からの物体X」ミーツ「ターミネーター」みたいな映画です。

スクリーマーには3つのタイプがあることが分かります。
最後の最後までタイプ2がどんな姿に進化しているのかが分からず、けっこう怖いオチでついにそれが判明します。

つまらなくもないんですが、面白いかというとそうでもない、そんな感じの感想しか出てこない(汗)
スクリーマーの不気味だけが際立った映画です。
もう少し、ピリピリした人間ドラマを深くエグってあれば、尚良かったかな、と思います。

知らなかったんですけど、直接はなしが繋がっている続編があるそうですね~


レンタルビデオにて