ペコリンゴ

テープのペコリンゴのレビュー・感想・評価

テープ(2001年製作の映画)
2.6
記録。
聞く耳持てば災い招く。

『ビフォア〜』シリーズや『スクール・オブ・ロック』等のリチャード・リンクレイター監督作。この監督、イーサン・ホーク率高いですよね。

内容はというと、モーテルの部屋内で繰り広げられる会話劇。登場人物は旧友同士の男2人と、過去に両者と関係を持った1人の女。ある告白を収めたテープに纏わる心理戦。

サスペンスにカテゴライズされるのだろうが、特に何か劇的な事件が起きるわけではないワンシチュもので、会話がメインなのはイイのだけど、肝心要の会話がハッキリ言って面白くない。

話の内容がどーでもいいのもさることながら、「何故?」「何が?」が無駄に多くてかなりクドイし、付き合う必要を感じない話に何故か食い下がる登場人物もよくわからない。

当時夫婦であったイーサン・ホークとユマ・サーマンが、過去の三角関係を背景とするドラマを演じている点(本質的じゃないけど)と、ロバート・ショーン・レナード含め演技が良いのは評価点。

友達は選ぼうね。