ことのは

テープのことのはのレビュー・感想・評価

テープ(2001年製作の映画)
3.0
【ヤクの売人、映画監督、検事補。3人は、テープによって転がりはじめる。】

安モーテルの一室で、ヤクの売人の主人公が映画監督の友人に、過去に女友達をレイプした事を告白させ『テープ』に録音して、女友達もモーテルに呼び話し合う密室劇。

リチャード・リンクレイター監督の観たことない作品を観ようと鑑賞。

あらすじを書いていてもいまひとつピンとこないんだけど、ほぼヤクの売人役のイーサン・ホークのヤなやつ演技で成り立っている映画。
オチまでしっかり付いていて、モーテル一室だけでも飽きがこないさすがの演出。
会話のたびに、食い気味で喋る人にカメラがパンして面白かった。

リチャード・リンクレイター監督お得意のオリジナルの会話劇かと思っていたら、舞台劇の原作を映画化した作品だったんだ。

それにしても、ユマ・サーマンはスラっと美しいなぁ。
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