うらぬす

狩人の夜のうらぬすのレビュー・感想・評価

狩人の夜(1955年製作の映画)
3.8
白黒でしか表現できない映像美と、ハリーのサイコパス的な狂気と、息の詰まるようなスリリングな展開、ぜんぶが重なり合ってどこかカルト映画っぽい雰囲気を醸し出している……と思ったらやっぱりカルト映画として扱われているらしい。納得。

惜しむらくは、この映画の情緒を隅々まで味わえるほどまだ自分が鑑賞者として熟していなかったことか。もうすこし歳を重ねてからまた観たら、もっといい作品だと思えると思う。