諸星だりあ

ゴジラVSデストロイアの諸星だりあのレビュー・感想・評価

ゴジラVSデストロイア(1995年製作の映画)
3.6
田中友幸、伊福部昭最終作。
初代ゴジラの続編として、山根博士の家族が登場するが、インターネットやケータイが初登場するところに時代性も反映されている。

ミクロオキシゲンという、初代を彷彿とさせる兵器も登場、反核をテーマとしたゴジラの締めくくりと言わんばかりにその最期までが描かれる。
迷走というか、惰性の連作となっていた平成ゴジラがようやく本来の作品性を取り戻し着地に漕ぎつけた格好。
デストロイアは敵役としての存在感は充分だった。

ゴジラは、東京を死の街にして溶けていく。
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