ゆのは

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人のゆのはのレビュー・感想・評価

4.2
〜1回目〜
シリーズの中でも
一際評価の高い3作目。
なんでこんなに評価が高いの?
と思いながら観たら
本当にハマり込んだ。
特に後半の展開が素晴らしい。

ハーマイオニーが大活躍。

後に「PS.そいつは噛む」
とハリーに手紙を送る彼は
良い人過ぎて今後の活躍に期待。

前作で疑いが晴れて
先生となったハグリッド。
まだ授業に不慣れで
不安げな様子がちょっと可愛い。

それからストーリーに
フォーカスすると、
なんといっても
伏線回収が素晴らしい。

ここで一旦あらすじを。
ハリーの両親を殺した
シリウス・ブラックが
アズカバンから脱獄した。
命を狙われるハリー。
果たして彼の運命は?
凶悪犯シリウス・ブラック
とは一体何者か?

ノーラン作品やスコセッシの
「ディパーテッド」
を彷彿させる。
後者はさすがに無理があるが、
かなり凝った展開で
とても面白かった。

最後に、子どもの成長は早く、
お馴染みの3人も
可愛いよりかっこいいが
勝ってきたことには、
嬉しくも寂しくも感じられる。

〜2回目〜

「アズカバンの囚人」2回目!

今回もネタバレ注意!

やっぱ今作が「死の秘宝Part2」
に並んで大好きだな。

"But you know happiness
can be found even in
the darkest of times,
when one only remembers
to turn on the light."
まさにダンブルドアの
この言葉通りのストーリー。
防御の呪文
エクスペクト・パトローナム
もそうなんだけど、
いろんな登場人物
にフォーカスして
この言葉が当てはまる。

また、シリーズを
追うごとにどんどん
暗くなっていく中で、
今作は陽と陰のバランスが絶妙。
笑いあり感動ありの
良質なストーリーだった。
そのうえ、ラストは
伏線回収までしっかりと描かれ、
エンタメ作品として
素晴らしい出来栄えだった。

それから、
なんといっても
シリウス・ブラック。
ハリポタに限らず
全ての映画においても
トップで好きなキャラ。
ネットサーフィンしてると
「たしかに?」と
思う所も多々あるけど、
そもそも完璧じゃないキャラを
描くのもこのシリーズの
評価すべき点だと思うし、
不器用ながら「一緒に暮らそう」
と提案するシーンは
シンプルに感動した。
同時にゲイリー・オールドマン
大好きだと改めて
思わせてくれる役柄だった。
ちなみにルーピン先生も
大好きだけど、これ以上
キャラについて
語ってたらキリがない。

それから
やっぱりみんなの言うとおり、
逆転時計と地図がgood。
ゆのは

ゆのは