もちお

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人のもちおのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

 何回か観ています。
 初鑑賞は映画館でした。
 今回は配信で吹替版です。

 面白かったです☺️
 世界観やキャラクターが好きです。

①『ハリー・ポッター』シリーズとの距離感
 原作は『賢者の石』から『死の秘宝』まで読みました。
 ただ、かなり前に読んだので、映画との違いが分かるほどではありません😅
 映画は6作目まで観たことがあります。
 『死の秘宝』の前後編は、部分的にしか観たことがありません。

②気になったところ
・忍びの地図と校内探索
 ハリーが透明マントを使わずに歩き回っていて、少し気になりました。
 ただ、ここでハリーが先生たちに見つからないと、ピーター・ペティグリューの件がルーピン先生に伝わらないんですけれど。

・満月の日に決行
 ルーピン先生が軽率に感じられました。
 それまでが頼もしかったので、モヤモヤしました。
 薬もちゃんと飲んでいなかったようですし。
 暴走が始まることで映画が大きく動くわけですが。

・タイム・トラベル
 好きな要素ではあります。
 ただ、小石や遠吠え等、1周目から反映済みでした。
 答え合わせの楽しさはありますが、成功が確定しているようで緊張感はなかったです。
 1周目とは異なる出来事が発生する楽しさはありませんでした。

②良かったところ
・世界観
 細かいところまで楽しかったです。
 襲ってくる教科書はインパクトがありました。
 カエルと歌も不気味で好きです。
 耳に残ります。
 取り憑かれたようなトレローニー先生も怖かったです。

・マルフォイの小者感
 バックビークに引っ掻かれて、わめき散らす。
 透明マントを装着したハリーにイタズラされ、怯えて敗走。
 そして、ハーマイオニーによる顔面へのグーパンチ。
 嫌みなキャラクターですけど、ここまでボロボロだと面白かったです。
 いい脇役でした。

・ルーピン先生
 穏やかで頼りになる先生でした。
 狂暴な狼人間であることとの二面性が魅力的でした。

・スネイプ先生
 好きです☺️
 ハーマイオニーが正解を答えたのに、グリフィンドールの減点をする場面。
 あまりに理不尽で笑ってしまいます。
 そして、暴走するルーピン先生を前に迷わず生徒の盾となるシーン。
 本作で一番のお気に入りです。
 ジーンと伝わってくるものがあります。

・ピーター・ペティグリュー
 長年可愛がってきたペット。
 その正体は小汚ない中年男性。
 しかも、裏切り者。
 ロンの立場になると、えげつないなと。
 人間の姿でのシーンは少ないものの、見た目や挙動が強烈です。

・練習と実戦
 エクスペクト・パトローナム。
 ルーピン先生との練習が描かれた上での大成功なので、盛り上がりました。

・エンドクレジット
 忍びの地図を意識したデザインでした。
 工夫されていました。

③まとめ
 面白かったです。
 観て良かったです🙇
もちお

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