ねむい

ハリー・ポッターとアズカバンの囚人のねむいのネタバレレビュー・内容・結末

4.3

このレビューはネタバレを含みます

中盤で感じた小さな違和感(スネイプ先生のルーピン先生に対する「この月夜に」って発言、ハグリッドの家で壺が割れたりハリーの頭に石が当たったりしたことや狼の遠吠えが獣っぽくないこと)が伏線となっていて後半で怒涛の回収をされていくのが気持ちが良い!亡くなった父親が強力な魔法を使って自分を助けてくれたかと思ったら実はそれは未来の自分自身だったって熱すぎる。

シリウスブラックのミスリードにまんまと引っかかった!でも指名手配写真だと叫んでる様子でいかにもな極悪人っぽさが出てる。冤罪であっても覆しようがなくて諦めて犯罪者を演じることにしてたのかな……

ルーピン先生のこと、なんとなく怪しくて疑って見てたから、叫びの屋敷でシリウスとハグした時はやっぱり!と思ったけど2人ともハリーの両親と、ハリーを大切に思ってくれてたんだね。事実を知った後に改めて見返すと、ハリーにパトローナムの呪文を教えて、それが成功した時に自分のことのように喜んでたり、困ってる時に何度も助けてあげたりしててハリーのこと気にかけてあげててすごく優しい。疑ってごめん。
でもチョコレートを勧める時に、元気が出る、気分が良くなるって毎回必ず一言添えてるのは怪しくて笑っちゃう。

今回の好きポイント備忘録
・ダンブルドア先生が話してる時、これから先生として紹介されることに対してそわそわして挙動不審になってるハグリッドが後ろに映ってるの良い。生徒のみんなを引率して歩いてるところ可愛い。
・狼に気づいてびっくりしつつも咄嗟に3人のことを庇う姿勢を取るスネイプ先生、教師の鑑。

面白かったから感想長文になってしまいましたわ……照
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