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トガニ 幼き瞳の告発のhakolatteのレビュー・感想・評価

トガニ 幼き瞳の告発(2011年製作の映画)
4.0
ひどい。胸糞。腐ってる。
で片付けるのは簡単だが、
なんだか対岸の火事っぽい。

こんな教師がいるって明らかになってるのに、
学校が存続したのは何故か?(現在は廃校)
それでも、預けるしかない家庭があるって事。
他に選択肢が無い。お金積まれたら示談する。
障害のある子を、自宅で面倒見きれない。
その状況を踏まえて、指導者はだんだん暴走する。どんどん暴走する。
それは日本でも起こり得る事。

保護者は、施設に子どもを預けるのは良いとして、小まめに様子を見に行く。
支援者と話し合う。繋がりを持つ。
行政は、施設に任せっきりにしない。
放置しないで、立ち入り検査する。
映画ではあまり描かれていない、
この二者の言動が、子ども達を救うと思った。

トガニ法は、犯罪が起きてからの話し。
起きる前に予防しないと、
傷ついた子どもは救えない。

映画の感想は!リアリティがあって良かった。
問題提起して社会を動かせるなら、もっとやろう!
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