原作は遠藤周作の有名な小説でかなり前に読んではいた。また、スコセッシがこれを映画化するのは公開の前から追っていてキャストが二転三転していたのも知っていたがまだ観ずにいる。先に篠田版を観ておきたかった…
>>続きを読むスコセッシ版はそれなりに素晴らしかったんだけど、ラストの解釈が彼のカトリック信仰者であることも反映されていたのか、私としては全部納得は出来なかった。
篠田版は遠藤周作も脚本、台詞に参加しておりこち…
1971年の篠田正浩監督作品。原作の遠藤周作自ら脚本に参加。2016年版は鑑賞済み。
宮川一夫によるロングショットと長回しの撮影がとても緊張感を孕んでて見応えあるものになってる。苛烈な拷問とキリス…
マーティン・スコセッシの『沈黙ーサイレンスー』がとても素晴らしかったので、自分のレビューにも書いたのですが、観終わった後に、日本人監督でぜひ観たい‼️と思っていた作品です。
まず、スコセッシ版を簡…
こちらは1971年、あちしが産まれるうんと前、篠田監督の撮った方の「沈黙」
しかしスティーブン・セガールの「沈黙シリーズ」どんだけあんねん!ってくらいあって、見つけるの大変だった。
こちらはハリウ…
武満の音楽と粟津潔のオープニングだけでお洒落すぎる。
スコセッシ版はホリウッド感強くて日本人的には?な感じだったけど、こちらは流石に静的美意識と沈黙感で非情さがにじみでてる。
前半の島のあちこちのロ…
キチジローはやっぱりこう云うタイプだよね。武満徹のギターとプリペアド・ピアノの不気味なやつからして雰囲気が出ている。スコセッシ版のはほとんど今作を踏襲しつつ、派手にしているだけって感じだけれども、篠…
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