スコセッシ版を観た以上、観ないわけにはいかないと思ったので。
スコセッシ版に比べると、切支丹への拷問や処刑シーンの残虐描写は薄い。スコセッシ版が冒頭からグイグイ行くのはエンタメとして当然だと思うし…
おもしろい。
スコセッシ版はまだ観に行けそうにないので、1970年の篠田正浩版を先に観てみた。
政治目的で自らと異なる立場にいる者の信念を暴力の恐怖により覆そうとする、あるいは脅かそうとする行為…
1971年篠田版
無宗教だから宗教に固執する理由はきっと死ぬまで分からないと思う
苦しいときに「神様助けて」って唱えても助かるとは限らない、ほぼ助からない
信じるものは本当に救われる?
という長…
日本人には無宗教という宗教、いや村社会の中で育まれた思いやりだとか義理・人情が根付いてるのだなぁと。
というのは特に頭の横を馬に走られた時に踏むという決断に至るあたりに見てとった。他の人の裏切りもし…
スコセッシ版に先駆けてこっちを観てみました。
原作未読なのですが、パードレの日本語能力にどうしても胡散臭さを感じてしまう。その辺が興を削いでませんか、というのは酷な指摘だろうか。拷問・弾圧の描写も思…
宗教とは何か?信念とは何か?かなり本質的な事を問いかける力作。遠藤周作が原作と脚本も担当。篠田正浩監督、宮川一夫撮影、武満満音楽と気合の入った布陣。制作と助演にマコ岩松。ここまで弾圧されてまでキリス…
>>続きを読むとても興味深かった。特に映像が見事で、雰囲気に関してもかなり強い作品だ。しかし、なぜポルトガル人の役はイギリス人(?)が演じたのか、理解できない。ポルトガルやブラジルかスペインの俳優であったらもっと…
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