江戸時代の隠れ切支丹を描く。
原作者の遠藤周作が脚本に加わってる効果か、グッと原作のイメージに近い。
崖の絶景はむしろ原作のイメージを超えて荒涼で雄大なシーンとして焼き付いた。
信仰とは信心とは?考えても答えが出ないことをまざまざと。
臆病なキチジローは救われないのか?
徹底的な弾圧をする奉行所は絶対悪か?
パードレの信仰は押し付けになってないか?
などなど多角的な見え方と各々好きなように解釈していいところが醍醐味のような気がする。
衝撃のラストシーンに私的な一つの答えがあった。
いや、パードレ結局岩下志麻抱くのかよ!と。
スコセッシ版よりも好き。