遠藤周作の1966年の小説「沈黙」の映画化で1971年に公開。脚本は遠藤と監督の篠田正浩による。主役のイエズス会司祭ロドリゴを演じるデイビッド・ランプソンは日本語の発音が聞き取りにくく演技が平板であ…
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□物 語 ★★★★★ ★★★
□配 役 ★★★★★ ★★★
□演 出 ★★★★★ ★★
・テ ン ポ ☆☆☆☆☆ ☆☆
・喜怒哀楽 ☆☆☆☆☆ ☆☆
・ドキドキ ☆☆☆☆☆ ☆☆
・雰 …
このレビューはネタバレを含みます
マーティンスコセッシ監督版の沈黙silenceを前に映画館で見た。
1971製作の篠田正浩監督版をU-NEXTで見つけて、慌てて鑑賞。
篠田監督版は4Kや修正版じゃないので、画面が暗く感じた。
僕は…
スコセッシに先駆ける事45年、遠藤周作自ら脚本を務めた(原作をだいぶ改変)篠田正浩版は、俳優・マコ岩松も製作に名を連ね、日本という国の(現在も含め)西洋文化と宗教の捉え方そのものに焦点を当て、我々全…
>>続きを読むロドリゴが死人の日本人の名前と嫁をあてがわれ、岩下志麻扮する岡田三右衛門の嫁に手を出すところで終わる意味不明さ。
岩下志麻の妖艶さを売りにしたかったのか、きっと当時は欲望に勝てない人間臭さを描きたか…
江戸時代の隠れ切支丹を描く。
原作者の遠藤周作が脚本に加わってる効果か、グッと原作のイメージに近い。
崖の絶景はむしろ原作のイメージを超えて荒涼で雄大なシーンとして焼き付いた。
信仰とは信心と…
神=なんらかの超越を信じるけれども…うーん、いや、やめよう。
それを民が必要としたこと自体は責めようとはまったく思わないが、結局もうひとつの抑圧体制ではないかと思ってしまう。むろん権力側の悪は非難す…