csm

斜陽のおもかげのcsmのレビュー・感想・評価

斜陽のおもかげ(1967年製作の映画)
5.0
可愛い吉永小百合のアイドル映画と地元の人たちがぞろぞろ出てくるドキュメンタリー、それを媒介する谷栄。さすが斉藤光正…ただでさえ気持ち悪い話が異様な出来でやばい。太宰だけが並ぶ本棚と暮らす新珠三千代の暗唱、中村さんは石を運び檀一雄は語る。美しい林光の音楽、萩原憲治様の撮影は薔薇と鞭まで繋がってる素晴らしさ。花で飾られたやけに素敵な木の櫓囲んで山で死んだらー歌う男たちに泣きながらすがりつく小百合…あ、これ岸田森特集でやってたなとボンヤリ思ったけど当然記憶にないし今の方が楽しめたので嬉しい。
csm

csm