春の夜の夢の如し(作品の設定は思いっきり夏)。
どこまでいっても続く空虚と無常。
静寂パートが訪れると決まって襲ってくる強烈な眠気。
その為、そんな大作でもないのに観終わるのに一週間近くもかかっ…
【芸術のつもり】
先日亡くなった吉田喜重監督が、妻でもある岡田茉莉子と組んで作った映画。
まあ、岡田茉莉子の不倫の人妻役を見るための作品ですね。
最初からベッドシーンなんですが、残念ながら岡田茉…
岡田茉莉子のこの世の者とは思えない美しさと映像美に見惚れた。初・吉田喜重監督。岡田茉莉子は吉田監督と結婚して間もない。モノクロの完璧な構図、これが日本のヌーヴェルバーグなんだと納得する。
不倫の相…
ヌーヴェルヴァーグだなあ。岡田茉莉子が美しすぎておぞましい。白と黒だから出来る美しさをすべて使い尽くしている。とにかく終わり方が完璧。逆光の電車の最後部にて、トンネルに入って段々顔が見えなくなってい…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
松竹ヌーヴェル・ヴァーグを牽引した吉田喜重監督の長編第8作。
原作は川端康成の小説「みづうみ」。
美しい人妻の心のさざなみのように広がる不条理をサスペンス・タッチで描く。
■
吉田喜重監督の妻で…
コントラストが強過ぎて、淡い細部が全部、すっ飛んで真っ白だね。なんでこういう映像にしたのだろう。
たしかに、こうすることによって、輪郭線が浮き出て、シャープになり、表情などが鮮やかになる。
だが、そ…
視覚的な驚きと面白さは凄いです。
今作は光と影の陰影にとことんこだわって作られています。
特に冒頭の夜道のシークエンスやラストシーンもそう。
またヌードモデルを中央に、左右に人物を置いて三角形の構図…
このレビューはネタバレを含みます
女のみづうみ
劇場公開日 1966年8月27日
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