「女のみづうみ」
冒頭、手のショット。次の瞬間、男女の性行為。白いシーツにカメラ、ここは何処かのホテルか。女は裸を撮らせる、黯然な夜道に白い服の女の後ろ姿が見える。鞄を強奪され、今、北陸の浜辺…
川端康成の小説「みずうみ」が原作。
とは言いつつ、ストーリーは全く別物で原作の要素はハンドバッグのくだりだけ。
正直あまり期待しないで観たのだけど、思いの外良かった。
あらすじだけ見ると、陳腐なメ…
女の瞳の中で泳ぎたいという願望を持つストーカー癖のある男を描いた川端康成原作小説をもとにした映画だが原作とはかなり異なる。白黒を生かしたライティングや演出、海辺に打ち上げられた廃船とむつみあう男女な…
>>続きを読む「最良の妻は空気みたいだ、誰も気付かないが無いと命にかかわる」「あたしの顔って、何か女にとって嫌なものがあるんだわ」
不穏な音楽をバックに岡田茉莉子がシャキシャキとひたすら歩く!
冒頭は、台詞1つ…
原作は川端康成さまの「みづうみ」。
良い意味で人間離れしている茉莉子さま。
のっけから、えっちいシーン。全編にわたってそのシーンはかなり多め。
でも、えろくない(と私は思った)。
いつもの無表情な茉…
解説がほしい。キレキレの映像は単なる美的効果なのだろうか。あえて画面を制約する手法はお馴染みのこと、岡田茉莉子が分裂するかのようなカット割りが印象に残る。男も話もほどほどに、岡田茉莉子とあれやこれや…
>>続きを読む川端康成原作『みづうみ』とは全くの別物でした。一登場人物であった水木宮子は、誰もが恐々とするほどの美貌を持ちながら老人社長の愛人をしている25歳。ある日二十万が入ったハンドバッグを、彼女を追ってきた…
>>続きを読む酒飲んだ後に観たら何度も寝落ちしそうになった。岡田茉莉子が出てるから最後まで観れたけど…笑。恍惚とした表情が忘れらない。
キメキメ過ぎる照明と構図は凄えと思うけど、ほんとただそれだけになっちゃってる…