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ドリームガールズのRのネタバレレビュー・内容・結末

ドリームガールズ(2006年製作の映画)
3.5

このレビューはネタバレを含みます

公開時に映画館で見て以来、久しぶりの鑑賞。
当時も思ったけどエフィの立場を思うとすごく辛い。
もともとの性格がキツめなのは勿論あると思うし、自分も周りも嫌な思いをしなくて済むよう少しでも「合わせる」という事を覚える時間もあったのにそうせず、確かに非はあると思う、でも、エフィのあの性格に助けられていた事もまたあったのでは…ねぇ、冒頭のセクハラされてたディーナ…。
そしてクビになったあの日、妊娠初期で、体調面も精神面もかなりガタガタだったんだろう。でもあの日はもう反省するには遅すぎて。よりにもよって悪いタイミングが重なって、挽回できないこともあるのが人生なんだろうな…。そしてあの時代に未婚の黒人女性が仕事を失い、一人で子供を育てることの大変さは相当なものだっただろう。
最後、カーティスが娘を見つけるシーンで終わるけれど、カーティスがエフィの苦労を100%理解できる日は来るのだろうか。お前が犯した罪は重いよ…。

歌は本当にどれも良くて、それだけでも圧倒される映画。
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