女にだらしないが正義感は強い新聞記者・エベレット(クリント・イーストウッド)が、その日に処刑される死刑囚ビーチャム(イザイア・ワシントン)の無実を確信し、大急ぎで事件を洗い直すストーリー✨
イーストウッドが監督・主演を務めているだけあって完成度が高く、彼本人の女癖の悪さやその反省もチラリと滲み出る内容でした😸イーストウッド本人も本作のエベレットも、なかなか直りそうもないですが…
家庭も仕事も崩壊していく記者エベレットと、死刑の恐怖を間近に感じつつも家族の愛に包まれる囚人ビーチャムを対比させつつ物語を進行していくのが興味深いですね。
おもしろいことに物語が終わった時、ビーチャムは幸せいっぱいですが、エベレットは女癖の悪さと身勝手がたたり、孤独になっています。
それでもエベレット(そしてイーストウッド本人も)には正義感はあり、そこが彼の性格を救っているのでしょう。
それでも、やっぱり女癖の悪さはちゃんと直したほうがいいと思いますが…