ナツミオ

トゥルー・クライムのナツミオのレビュー・感想・評価

トゥルー・クライム(1999年製作の映画)
3.7
WOWOW録画鑑賞
【名匠 クリント・イーストウッド】
イーストウッド・ファミリー大集合⁈

過去視聴も未レビュー、再投稿2回目の鑑賞。
ストーリーもさることながらファミリー出演も色々と楽しめた‼️

クリント・イーストウッドが主演・監督を務めた、これぞ娯楽映画と思わせられるサスペンス。(本当⁈)
死刑執行が直前に迫った青年の無実を直感したベテラン記者は、彼を救おうと孤軍奮闘!

原題 『True Crime』

1999年米作品
監督 クリント・イーストウッド
原作 アンドリュー・クラヴァン
『真夜中の死線』(創元推理文庫刊)
脚本 ラリー・グロス ポール・ブリックマン スティーヴン・シフ
音楽 レニー・ニーハウス
撮影 ジャック・N・グリーン
出演 クリント・イーストウッド イザイア・ワシントン リサ・ゲイ・ハミルトン ジェームズ・ウッズ デニス・レアリー ダイアン・ヴェノーラ フランチェスカ・フィッシャー=イーストウッド フランシス・フィッシャー ダイナ・ルイス 

翻訳者 稲田瑳裕里

(WOWOW番組内容より)
自堕落な生活でNYでのキャリアを棒に振り、今では西海岸の地方新聞で働いているベテラン事件記者スティーヴ・エベレット(イーストウッド)。彼のもとへ、不慮の事故で急死した同僚の女性記者ミッシェルに代わり、ある仕事が押しつけられる。それは、強盗殺人の罪に問われ、死刑執行が今夜に迫った死刑囚の青年フランク・ビーチャム(ワシントン)に取材をし、とりあえず記事にしろというもの。取材を始めるとフランクの無実を確信したスティーヴは彼を死刑から救うべく真犯人探しに奔走するが……。

死刑執行当日、無実の死刑囚を救うために奔走するヴェテラン新聞記者の姿を描くサスペンス。
監督・製作・主演はクリント・イーストウッド。
撮影のジャック・N・グリーン、音楽のレニー・ニーハウス、美術のヘンリー・バムステッド、編集のジョエル・コックスはイーストウッドの常連。

共演はイザイア・ワシントン、ジェームズ・ウッズ、デニス・リアリー、ダイアン・ヴェノーラほか。

他に、イ-ストウッドの娘フランシスカ・フィッシャー=イーストウッド、彼女の母で元恋人のフランシス・フィッシャー、現在の妻のダイナ・イーストウッドなど、イーストウッドの家族の女性陣が特別出演。
別な意味でクリント、凄い⁈

また、名優シドニー・ポワチエの娘ターミアも新聞社の同僚役で出演。
あと、カメオ出演でルーシー・リューも⁈

スティーヴ(イーストウッド)の一人娘ケイトが若すぎる⁈
と思ったら実の娘さん⁈
“パパ!"と呼ぶセリフも違和感無いのも納得⁈

ストーリーは、無実の罪で死刑執行されようとするビーチャム(ワシントン)を助けようと奔走するエヴェレット(イーストウッド)、妻との冷え切った関係、愛娘への愛情、上司の妻との不倫騒動と盛りだくさん‼️
しかし死刑執行の日に真実に辿り着く、というのは時間が足りなさすぎ⁈

イーストウッドのプライベートも入っていそうなストーリーに、呆れながらも死刑執行の時刻が迫る‼️

薬物による死刑執行手順は緊張感Max。

離婚したエヴェレットも懲りずに終盤、おもちゃ店の店員ルーシー・リューを口説くなどやりたい放題。

イーストウッド家の女性陣たちにはどう映ったのだろうか……

別の意味でもハラハラする作品でした‼️





【忘備録】ネタバレあり
登場人物
・スティーブ・エベレット 
Steve Everett
演 - クリント・イーストウッド
オークランド・トリビューン紙新聞記者。
昔はNYの一流記者だったが現在は身を崩している。事故で死亡したミシェルの仕事を引き継ぐ。

・フランク・ルイス・ビーチャム
Frank Beachum
演 - イザイア・ワシントン
死刑囚。キリスト教徒。
元々は荒れていたがボニーに出会ったことで信仰に目覚めた。その後、車の整備工として働いていたが6年前に強盗殺人を犯した罪で収監。ただし、フランクは犯行を否認している。

・アラン・マン Alan Mann
演 - ジェームズ・ウッズ
オークランド・トリビューン紙編集長。

・ボニー・ビーチャム 
Bonnie Beachum
演 - リサ・ゲイ・ハミルトン
フランクの妻。

・ボブ・フィンドレイ Bob Findley
演 - デニス・リアリー
オークランド・トリビューン紙デスク。

・ルーサー・プランキット
Warden Luther Plunkitt
演 - バーナード・ヒル
刑務所長。

・セシリア・ナスバウム
演 - フランシス・フィッシャー
地区検事。
※イーストウッド の元恋人。
娘フランセスカも出演。

・バーバラ・エベレット 
Barbara Everett
演 - ダイアン・ヴェノーラ
スティーブの妻。

・デイル・ポーターハウス
Dale Porterhouse
演 - マイケル・ジェッター
事件目撃者。会計士。
エベレットに当時のことを質問されるが矛盾を指摘される。

・ラッセル夫人 Mrs.Russel
演 - ハティー・ウィンストン
ウォーレンの祖母。

・ミシェル
演 - メアリー・マコーマック
オークランド・トリビューン紙記者。
大学を出たばかりの23歳。
しかし不運にも交通事故を起こしてしまい不慮の死を遂げる。エベレットからは将来有望と認められ、同僚としても死を惜しまれた。

・シラーマン
演 - マイケル・マッキーン
牧師。

・ゲイル・ビーチャム
演 - ペニー・ビー・ブリッジス
フランクの娘。

・ケイト・エベレット Kate Everett
演 - フランセスカ・フィッシャー=イーストウッド
スティーブの娘。
※イーストウッドの実娘。母はフランシス・フィッシャー
シャラマン監督『オールド』(2021)ホテル従業員役の子⁈

・リーディ
演 - ジョン・フィン
看守。

・パトリシア・フィンドレイ
演 - ライラ・ロビンス
ボブの妻。

・ジェーン・マーチ
演 - シドニー・ターミア・ポワチエ
ボブの助手。
※シドニー・ポワチエの娘

・プッシー・マン
演 - エリック・キング
浮浪者。

・アーノルド・マッカードル
演 - グレアム・ベッケル
看守。

・エイミー・ウィルソン
演 - マリッサ・リビシ
被害者。コンビニの店員。
妊娠していた。

・ブリジット・ロシター
演 - クリスティーン・エバーソール
記者。

・ヘンリー・ローウェンスタイン
演 - アンソニー・ザーブ
州知事

・おもちゃ屋の店員
演 - ルーシー・リュー
※カメオ出演

・ニール
演 - ウィリアム・ウィンダム
バーテンダー。

・ウォーレン・ラッセル
演 - ケイシー・リー
真犯人。
3年間に何者かに刺殺された。

・フレデリック・ロバートソン
演 - ジョージ・マグワイア
エイミーの父親。
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