本日家に届いたばかりのBlu-rayにて鑑賞。
ジャーロというジャンルを確立したイタリアンホラーの重鎮、映像の魔術師と名高いマリオ・バーヴァの遺作であるホラー。
「ミンナのウタ」のメンディーキャッチの元ネタのシーンがあることでも、最近のホラー界隈では有名になった作品だが、いざ観てみるとほぼ同時期に公開の「禁じられた遊び」の要素も結構あるなと感じた(子役の憎たらしさ、ウザったい部分も含めて)。
何が言いたいかというと、この映画だけでなく、バーヴァの作品ってJホラーにかなりの影響を与えてるんだなと思わされた次第。
視覚・映像的にもバーヴァが今まで積み上げてきた技術が遺憾なく発揮されていたが、残念ながらそれ以外、要するに中身は遺作にしては残念な仕上がりである。
展開がとても低調で面白くなるのがとても遅く、子役もあんまり好きになれない。
ここまで期待外れだった所以は、事前の期待値が高かったのもあるだろうけど、この後迷作を世に送り出しまくるランベルト・バーヴァが脚本に一枚噛んでいるからなのか？ともちょっとだけ思ってしまった。
