ヤスマサ

デンジャラス・ランのヤスマサのレビュー・感想・評価

デンジャラス・ラン(2012年製作の映画)
3.3
収監されるも武装軍団から襲われる元CIAの腕利きエージェントを、護衛し別の収容施設へ連行する新米のCIAエージェントを描いたサスペンス・アクション。
南アフリカのケープタウンで、新米CIAのマット・ウェストン(ライアン・レイノルズ)が管理する“セーフハウス”に、組織を裏切って世界36カ国で指名手配されている元CIA工作員のトビン・フロスト(デンゼル店ワシントン)が収監されるも、謎の武装軍団に襲撃される。

移管する重要人物を護衛する話しだが、フロストが襲われる理由、そして武装集団の黒幕は誰なのかが鍵となる。
フロストは巧みな話術の持ち主だ。
退屈な任務に不満を感じていたマットではあったが、突然訪れた重荷な任務と、動揺を見せないフロストの話しに、CIAに疑念を持ち始める。
まァ…、容易に想像出来てしまうストーリーなのだが、何を目的に、誰と戦っているのか分からないところが面白い所だろう。
街中のカーチェイスや、銃撃戦など、武装集団との攻防は見ものだ。
緊迫感を出すためか、分からぬ敵を演出しているのか、逆光などの撮影方法を巧みに使ってい表現している。
結末をそうするのであれば、フロストの人となりに厚みを出すとか、もう少し重い感じにして欲しかった。
観ていて面白かったはずなのだが、あまり印象に残りづらい作品。
ヤスマサ

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