このレビューはネタバレを含みます
『M:I』の1作目を監督したデ・パルマ。現時点でこの監督について自分はこれしか知らなかった。彼がヒッチコックの『裏窓』と『めまい』を取り入れた作品だが、自分にとってもその二つの作品は印象強く気になったので鑑賞。
プロットは『めまい』、撮影カットの仕方が『裏窓』。そこに不断にはエロティシズムな要素が盛り込まれている。これはただデ・パルマがヒッチコックの作品+官能シーンを撮りたかったのかが分からないが、少しくどいサスペンスに感じた。『めまい』の主人公も気持ち悪かったが、しっかり今作の主人公もパンツを持ち帰る所業をこなしていて気持ち悪さが引き継がれていた。
邦題が壮大なネタバレの気がするがいいのだろうか。あの2作品を観ている前提で、この映画を観るべきと捉えればいいのか。
それにしても、覗いているシーンの変なBGMが頭に残る。
「、、本家よりは少し評価を下げておこう」