このレビューはネタバレを含みます
現代教養として。ハリポタは原作全部読んでから映画を観て、長い原作の映像作品はどうしても物語の取捨選択が発生するので紡ぎきれない糸のほつれみたいなものを感じてしまうと感じたのですが、今回もまさにそれでした。冒頭の前日譚の凝縮度合いよ…!あと、ガラドリエル(ケイト・ブランシェット)とのやりとりも違和感があった。素敵な役だったので、もう少し背景をよく理解したい。
三部作なら仲間が集って前途洋々な感じで終わるのかと思ったらガンダルフ先生(イアン・マッケラン)、ボロミア(ショーン・ビーン)が早々と離脱してしまって驚きました。レゴラス(オーランド・ブルーム)が遠距離・至近距離戦両方で強すぎる。
割と無策気味にフロドを1人で送り出したように見え(サムがついて来てくれたけど)、本当に今後大丈夫なのだろうか…。