ファンタジーの王道『指輪物語』の実写映画化の記念すべき第一作目。
なのにどこの映画館で観たのか記憶にない。
当時は大宮のハタプラザだとは思うが…
それは置いといて。
まず３部作を一気に撮影しているので、３作品の公開のスパンが短かかったのが嬉しい。
そして何よりも今まで文章の中でしか知らなかった物語をこの目で観ることができるという嬉しさ。
それも自分の想像をはるかに上回るクオリティで再現されたこと。
何もかもがありがたいとしか形容のしようがない。
とりわけボロミアというキャラを原作以上に魅力的に描いてくれたのは嬉しい。
一方で一部の字幕が作品を台無しにするレベルで酷かったのが残念。
さほど英語に精通しているわけでもない私でも、劇場で「オイオイオイオイオイ」と突っ込まずにはいられないものがいくつかあった。
一部は円盤化で修正され、また続編公開にあたって翻訳に監修が入ることになったのは有名な話。
字幕や吹き替えに問題がある映画は数あれど、この作品はトップクラスの大問題のような気がする。
