このレビューはネタバレを含みます
最近ニュージーランドを旅行したのだが、至る所でロードオブザリングの撮影地の案内があった。映画は10年前に見たきりで内容をあまり思い出せなかったので、再鑑賞。
見ていると、たしかに訪れた場所がたくさん出てきて、嬉しくなった。
実体験と壮大なファンタジー映画が混ざり合うのはとても良い体験だと思った。鑑賞後の没入感がすごい。
ドワーフがドワーフ族の作った炭鉱の内部を知らなかったり（なぜ道案内がガンダルフ？）
炭鉱の入り口の合言葉がエルフ語だったり
ガンダルフが肝心な場面で魔法を使わなかったり、気になることはいくつかあったが、映像美と魅力的なキャラクターと音楽のおかげで楽しく鑑賞できた。
しかし長かった…
そういえば、フロドがピンチのときに叫ぶ名前が途中でガンダルフからアラゴルンになったときは、旅の中で生まれた信頼感！と嬉しくなったが、その後「誘惑に勝てるか？」と問答してきて、そんな…と思った。
指輪のせいで誰かを信じることができなくなった、そういうことだよね、フロド……
