顔面無敵の若きジュードロウ。
問答無用のイケメンが力技で観客を捩じ伏せるというか。
自他ともに認めるハンサムボーイの主人公アルフィー(ジュードロウ)。
リムジンの運転手の仕事の傍ら、女性たちとのめくるめく逢瀬を楽しんでいたが、あることをきっかけに自分を見つめ直したり見つめ直さなかったり…。
『ジュードロウの美女100人斬り!』みたいな話かと思いきや、なかなかどうしてアルフィーは物語を通して女に泣かされるばかり。
イケメンを武器に人生を謳歌してる冒頭から、どんどん女運が下がりまくっていく。フラれるたびに何かしら知恵をつけていくけど、その全てが裏目に出るアルフィー…なんか全然同情できないんだけど可哀想になる… (それはジュードロウがハンサムすぎるから…)
変に自省して他人の役に立とうともがくより、何にも考えずに人妻とカーセックスしてるときの方が本人も周りも幸せそうに見えた。
なんだこれは、イケメンはただただその外見を以てのみ他者を幸福にする…てな皮肉なのかい…